弓道研究室へようこそ 弓

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弓道部新入生を迎えました

研修センター弓道場の桜が咲き始めました。
新しいメンバーを迎え、活動してまいります。


2011.4--



2011.4-



2011.4---



2011.4


Kyudo
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  1. 2011/04/07(木) 18:37:27|
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羽津半兵衛、柴田、廣瀬の弓

弓道理論・実習でまたほかの3張りを張ってみました。


羽津半兵衛の弓メモ:
 並、茶色塗り弓。
 細身で華奢。
 外竹鳥打ちあたりに修復(松尾)小傷あり。
 畳押しでは「若干鳥打ちが弱いかも・・」という程度。
 台張りにて弦をかける。
 出入りは少し入り木が足りない。
 若干胴が弱いがおおむね良好。
 引き成りもおおむね問題ない。
 外竹の修復傷は問題がない。
 13kg程度か?
169-2.jpg


柴田勘十郎の弓メモ:
 並、根来塗弓。
 複数(3ヶ所づつ)の籐巻きあり(巻き様、名前知らず)。
 細身。
 畳押しでは大きな問題見えず。
 台張りにて弦をかける。
 張って驚き。典型的な船底の弓。
 修正不能
 不可解な点・・握りの位置に籐が巻いてある(なぜ?)。
 儀礼または遊技に使用された弓か? 


廣瀬弥一の弓メモ:
 並、3~4色混合の塗り弓(塗り方、名前知らず)。
 裏ぞりがやや大きい。
 畳押しでは大きな問題は見えず。
 畳押しの度に裏反りが抜けるのがわかる。
 台張りにて弦をかける。
 胴が若干弱い。
 出入りは全く問題ない。
 上下の成り場をそれぞれ弱めてみた。
 結果、胴も若干入り、おおむね問題ない(依然胴は弱めではある)。
 引き形はおおむね問題ない。
 引き心地がきわめてソフトな弓。
 弦を外すと、かなり裏反りがなくなっている。
 13kg程度か。
182-2.jpg
    左:羽津半兵衛  右:廣瀬弥一


柴田勘十郎の弓(梨地)の修正メモ:
 過日張った、柴田勘十郎の弓を修正した。
 引き成りで、鳥打ちが弱く、危険な状態であったので、火入れをした。
 火入れは胴の部分に電熱器で火を入れ、鳥居で矯めた。
 人肌程度に火入れし、修正(胴を弱める)を試みたがあまり効果がなかった。
 人肌より若干強めに火入れし、再び胴を弱める。
 結果、胴は少し弱められ、さらによい張り顔になった。
 熱が冷めてから引き成りを確かめたところ、鳥打ちは随分助かっている。
 しかしながら、まだ弱めであることには違いない。
 このまま、所有者に引いてもらって、その後の変化を見ることとした。
 所有者が元の握り革をはがしたところ、中のあんこは新聞紙が使われていた。
 新聞には「平壌・・・捕虜・・」などの記事があった。戦時中の新聞だろう、時代を感じる。
131-2.jpg
  1. 2010/12/21(火) 23:37:54|
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廣瀬弥一の弓

1年生の弓道理論・実習にて、廣瀬弥一の弓と柴田勘十郎の弓を張ってみました。

廣瀬弥一の弓メモ:
 並弓。赤漆塗り。華奢な弓。
 女性用か遊技用にリニューアルされたものと考えられる。
 付属していた弦は中仕掛けが太くしてあった。
 これは、素手で弦を引く工夫がされたものと考えられる。
 このことから、遊技に用いられたた弓ではないかと想像する。
 かなり細く、弱そうな弓である。
 畳押しでは鳥打ちのあたりが弱そうに見え、張ると壊れる恐れもありそうであった。
 畳押しでは胴が強そうに見えた。
 張る前に胴を弱めた。
 壊れる可能性もあったが、台張りで弦をかけることができた。
 胴が強いので小引きにして弱めた。下の反りが強いので踏んだ。
 張り顔はおおよそ整ったが、若干入木が少ない。
 1時間おいて小さめに素引きをしたが、引き形は上が強く下が弱い。
 張り顔での予想と引き形が全く一致しない。
 ななり弱い弓であるし、引き形がよくないので、資料用として保存した方がよさそうである。
 引ける弓に調整する意味を見いだせなかった。
115-2.jpg


 
柴田勘十郎の弓メモ:
 並弓。梨地の塗弓。
 上関板の裏側(外竹の方)よりビスが打ってあると考えられる。(漆の盛り上がりがあるので)
 鳥打ちの下あたりが20cmくらい籐で補強してある。何らかの故障があったと想像できる。
 鳥打ちにも4cmくらいの籐での補強がある。
 外竹握り下に、「水戸 打越正直塗」とある。
 打越正直は水戸の人で昭和12年6月12日に没している。
 小野崎氏に確認したところ「弓師」。
 昭和20年の水戸の空襲で多くが消失していて、子孫墓などは不明。
 弱そうな弓であるし、年配者の使った弓ではないかと想像する。
 畳押しでは上部の補強(4cmの籐)のあたりがきわめて弱い。壊れる可能性が高いように見受けられた。
 畳押しでは、20cmの補強部分は特に弱さは見受けられない。
 胴は少々強めに見受けられた。
 張らない方がよいと私は判断したが、所有者の決断(壊れることも覚悟)により張ることにした。
 台張りにて弦をかける。壊れる危険性もあったが、鳥打ちの様子を見ながら、なんとか張ることができた。
 張り顔は、胴はやはり若干強め。20cm補強部分は弱さはない。むしろその部分が強い。
 4cm補強部分はやはり弱い。
 出入りは問題ない。
 下の小反りを若干踏んで調整したところ、張り顔はおおむね問題なくなった。
 小引きで張り顔を確認したところ、4cm補強部分はかなり弱い。
 20cm補強部分は問題はない。
 鳥打ちが弱すぎるので、もう少し調整をしてから引くことが望ましい。
 弓力はさほど強くはない。10kg程度か?



両弓ともに関板は現在の弓のような形状ではなく、内竹と同等の高さである。
したがって、関板と弦は離れている。
  1. 2010/12/19(日) 00:07:20|
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Author:kyudoken
松尾牧則(Makinori MATSUO)
筑波大学体育系准教授 弓道領域担当
筑波大学体育系弓道研究室


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